ファミコンなどの時代でも、人気のあったドラクエなどは、 抱き合わせ商品で買わせたり、いろいろ問題となっていたが。
今は「転売」。
個人でも、ネットでの販売ができるインフラが整い、 「転売」しやすい環境になっている。
天下のアマゾンを見ても、正規販売は「在庫なし」で売っておらず、 定価以上の4万円-5万円ぐらいで、Nintendo Switch本体を売っている輩がいる。
アマゾンといえば、他で買うよりも「早く」「安く」、 モノを入手できる、という感覚だったが、 今回の「Nintendo Switch」では、アマゾンの機能が全く発揮できてなく、たんなる転売情報の掲示板になっている。
Nintendo Switch本体を3万2千円(税込)で仕入れて、4万円で売れたとしたら、 利益額が約8千円だから、20%の利益率。 利益率を見ると、商売的にけっこうオイシイということになる。
ただし、Nintendo Switch本体を、簡単には揃えることができないから、 台数を揃える手間を考えると、かなり大変。
しかし、
そういうのを、コツコツと入手して、転売している方の諸行を思い浮かべたら、 なんだか、内職的な感じもして、悲しいイメージになってきた。 (一部、組織的に行なっているところもあるようで。)
今が旬の「Nintendo Switch転売」。
「転売」自体は、まったく違法ではないし、 そこにビジネスチャンスがあれば、なんとか商売にしようという姿を見ると、 東南アジア等で感じる、ビジネス起業の雰囲気にも似た感じ。 そうモチベーションが社会的に普及すれば、日本の未来は明るいかもしれない。
定価よりも+1万円程度のプレミア価格ならば買いたい、という購入者がいるから、成り立つビジネスで、 もう少し続きそうな感じがするが、 来年には、たぶん別な商品でも、似たようなことになっているのだろう。
6/28/2017
Tags :
Nintendo-Switch
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