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「デザイン思考」のメモ | 2017-04-08 【探索メモ】 

「IDEO」のことを調べていたら、なんと博報堂が買収していた。





IDEOとは

IDEO(アイディオ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くデザインコンサルタント会社 [1]。パロアルトの他に、サンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ボストン、ロンドン、ミュンヘン、東京そして上海に拠点を持つ。

製品、サービス、環境そしてデジタルエクスペリエンスのデザインへの支援を行っている。

IDEOは1991年に4つの既存デザインファームの合併によって創設された。4つのデザインファームとは、スタンフォード大学の教授であるデビッド・ケリーによって創設されたDavid Kelly Design、イギリスのビル・モグリッジによって創設されたMoggridge AssociatesとID Twoの2社、そしてマイク・ヌタルの創設したMatrix Product Designである。

2000年に、同社はABCの番組 Nigitlineでの特集"Deep Dive"にて紹介され、わずか5日間で新しいショッピングカートのデザインを行う様子を放映され、話題となった。

2016年2月、株式会社博報堂DYホールディングスの戦略事業組織「kyu」が、IDEOの30%の株式を取得した。



IDEOのデザイン思考の4つのプロセス

フェーズ01|デザインリサーチ&インスピレーション
インスピレーションやアイデアの種を、大量に集める作業。人の話を聞く、関連するモノや場所を見に行くなど、とにかく様々なリサーチを行う。

フェーズ02|シンスシス&ストラテジー
シンスシスとは"結晶化"という意味。大量に集まった情報をグルーピングして、プロジェクトのテーマをいくつかのパターンとして見つけていく。

フェーズ03|ブレスト&コンセプトデベロップメント
「この辺に面白い話があるんじゃないかな」という "喜界エリア"に対して、ブレストを繰り返すのが第3フェーズ。コンセプトを築き上げる工程。

フェーズ04|プロトタイピング&ストーリーテリング
プロトタイプを作って解決方法の"確からしさ"を見つけ出す。ユーザーに試してもらい、フィードバックと反映を繰り返す。ストーリーテリングも大切にする。



「IDEO」のデザイン開発サイクル
3.1 理解(Understand)
3.2 観察(Observe)
3.3 統合(Synthesize)
3.4 視覚化(Visualize)
3.5 実現化(Realize)
3.6 評価(Evaluate)
3.7 改良(Refine)



Corporate Identityとは
企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略のひとつ。



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