日本銀行が発表している、日本円の流通量を見ると、
2007年: 90兆円(907,835億円)
2016年: 437兆円(4,374,314億円)
ここ10年ほどで、350兆円ほど増えている。
いわゆる量的緩和で、日本経済にお金を回そう目的で、増えていっている。
しかし、同じ期間での日本経済の状況を見ると、
実質GDP
2007年: 523兆円(523,686×10億円)
2016年: 531兆円(531,648×10億円)
約8兆円、浮上した。
また、マーケットでは、
東証一部の時価総額 2007年: 475兆円 2016年: 560兆円と、株式マーケットにも、約85兆円ほど流れている。
しかし、
85+8=93兆円 約100兆円
日本円として新たに流通させた350兆円には、ほど遠い。
これ以外の東証2部や、JASDAQなどの株式市場もあるし、 銀行から企業への融資というのもあるが、おそらく、残り250兆円もあるとは思えない。
というか、実経済にまわっていないのではないだろうか。
日本ではなく、どこかに行ってしまった?
日本は低金利だから、 日本でお金を借りて、海外投資、という構図が進んでしまっているのか。 リーマンショックの一部は、それによるものもある。
3/17/2017
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