飛行機はクラス別の座席
飛行機、とくに国際線の場合、
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- エコノミークラス
ただし、すべての路線というわけではなく、
たとえば、日本航空・JALの場合、
ニューヨーク・ロンドン・パリ・シドニーなどの主要都市と、なぜかジャカルタの路線で、この3クラス設定。近くのブルネイには国王がいるが、ジャカルタにも王族がいるのだろうか。
他の路線は「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の2クラス設定となっている。
最近では、「プレミアム・エコノミークラス」というクラスも追加されている路線もある。
「エコノミークラス」は、国内線だと「普通席」と柔らかい表現
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- エコノミークラス
なんとなく、持つ者と持たざる者という印象がある。(個人的な印象として)
これが国内線になると、
・(日本航空・JAL)クラスJ または(全日空・ANA)プレミアムクラス
・普通席
という表現になる。
「エコノミークラス」よりも「普通席」の方が、「普通席」が標準なんですよ、という感じで、なんとなく、やんわりした感じになる。
「ビジネスクラス」という名前はどこから来た?
この「ビジネスクラス」という名称。
普段、何気なく使っているが。
なんで、「ビジネスクラス」というのだろう。
商用(ビジネス)目的での搭乗客が多いからか。
また、略称を見ると、
・ファーストクラスは「F」(First Class)
・エコノミークラスは「Y」(Economy Class)
というのは、なんとなくわかる。
そして、ビジネスクラスは、なぜか「C」。
(Business)には、「C」という文字は入っていない。
船舶の文化から?
飛行機内の名称・ルールは、船から来ているものが多い。
機体の左側から搭乗したり、
キャプテンがいちばん偉かったり、
調理室を「ギャレー」とよんだり、などは、その名残。
そういう客船では、客室は、等級に分かれていた。
ヨーロッパなどでは、もともとは階級の違いもあり、 移動手段にも、差をつけるという土台だあったのだろう。
飛行機の「ファーストクラス」に相当するものは、特等客室。 以下、2等・3等客室と続く。
困ったときのwikipedia
困った時のwikipediaで調べてみると、いろいろと出ていた。
1970年代中頃までの多くの国際線旅客機には、上級客室であるファーストクラスと、標準客室であるエコノミークラスの2種類のクラスしかなかった。
通常料金でエコノミークラスに搭乗する顧客(主に出張で利用する社用客)への専用サービスとして、専用コンパートメントの設置や座席サイズの拡大、機内食の充実を行った『クリッパークラス』(Clipper Class)と呼ばれる中間クラスを導入したのが(ビジネスクラスの)始まり
その利用客の多くが団体割引運賃ではなく普通運賃で搭乗することもあり、基本的に大幅な料金割引をほとんどしないために高収益が見込める
しかし、「ビジネスクラス」の名前の由来については、記載されていなかった。
想像するに、「ビジネスクラス」の「ビジネス」というのは、 商用(ビジネス)目的での搭乗客が多いということもあるだろうが、 航空会社にとって、利幅の高い座席、つまり「ビジネスになる座席」という意味が強いのではないだろうか。
なお、
ビジネスクラスの「C」呼称は、その由来が明記されていた。
航空券上の記載でビジネスクラスが『C』と表記されるのは、パンアメリカン航空の『クリッパークラス』(Clipper Class)の頭文字がそのまま使われたという説
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