2016年2月中旬の今帰仁城跡
沖縄では、2月ごろに桜が咲き始め、日本で一番早く桜が見られる。
2015年の2月中旬に、たまたま今帰仁城跡を訪れたら、沖縄の桜を初めてみた。
満開の時期は過ぎていたが、まだ桜の花が残っている状態。
2015年2月の今帰仁城跡
このときは咲いている花が、残りわずか。
訪れた、今帰仁城のある本部町は「日本の桜前線が始まる町」と称している。
なお、沖縄の桜前線は、本土の南から北へというとは逆で、北から南に移っていく。
沖縄の桜は「カンヒザクラ(寒緋桜)」。
本土の桜と比べて、花は、濃いピンク色で、風で吹き飛ばされにくい。
そうでなければ、台風や雨の強い沖縄では、生き残れないのかもしれない。
本土の桜は、はらはらと散る、その無情感の美しさがある。
沖縄の桜は、それとは違い、力強さがある。
いろいろな植物が力強く生きている南国の中で、独自の進化をしていったのだろうか。
2016年も同じ時期に、今帰仁城跡を訪れると、去年よりは、桜の花が多い状態を見ることができた。
今回は、沖縄の北部から南の方にかけて、移動していく。
ところどころで、桜の姿を見ることができる。
何回も沖縄に行っていて、こんなに桜を見たのは、初めてかもしれない。
そういう桜を見て行くと、
本土は桜並木にしたり、密集させるところが多いが、沖縄は、まばらに植えているところが多いと気づく。
並木に植えても、強風で飛ばされたり、台風でやられたりで、思ったように育たないのか。
あるいは、桜の下でお花見という習慣がないのか。
この時期の沖縄は、思っていたよりも、かなり寒いから、外で花見をするには難しい。
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2/24/2016
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