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桜前線始まる | 2016-02-24 | 日々雑感

2016年2月の沖縄旅行で、桜前線をみる。

2016年2月中旬の今帰仁城跡



沖縄では、2月ごろに桜が咲き始め、日本で一番早く桜が見られる。

2015年の2月中旬に、たまたま今帰仁城跡を訪れたら、沖縄の桜を初めてみた。
満開の時期は過ぎていたが、まだ桜の花が残っている状態。

2015年2月の今帰仁城跡
このときは咲いている花が、残りわずか。

訪れた、今帰仁城のある本部町は「日本の桜前線が始まる町」と称している。
なお、沖縄の桜前線は、本土の南から北へというとは逆で、北から南に移っていく。

沖縄の桜は「カンヒザクラ(寒緋桜)」。
本土の桜と比べて、花は、濃いピンク色で、風で吹き飛ばされにくい。
そうでなければ、台風や雨の強い沖縄では、生き残れないのかもしれない。

本土の桜は、はらはらと散る、その無情感の美しさがある。
沖縄の桜は、それとは違い、力強さがある。
いろいろな植物が力強く生きている南国の中で、独自の進化をしていったのだろうか。


2016年も同じ時期に、今帰仁城跡を訪れると、去年よりは、桜の花が多い状態を見ることができた。

今回は、沖縄の北部から南の方にかけて、移動していく。
ところどころで、桜の姿を見ることができる。

何回も沖縄に行っていて、こんなに桜を見たのは、初めてかもしれない。

そういう桜を見て行くと、
本土は桜並木にしたり、密集させるところが多いが、沖縄は、まばらに植えているところが多いと気づく。

並木に植えても、強風で飛ばされたり、台風でやられたりで、思ったように育たないのか。
あるいは、桜の下でお花見という習慣がないのか。
この時期の沖縄は、思っていたよりも、かなり寒いから、外で花見をするには難しい。



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