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マーケティング倫理が企業を救う! (水尾 順一) | 読書メモ

「マーケティング倫理が企業を救う! 」
(水尾 順一、生産性出版、2014.09)
読書時期:2014年11月

クライアント先の一つで、この3年ほど関与させていただいてる株式会社アデランスのCSR。その同社の取り組みの成果が、この秋発行の、大学の先生が書かれた書籍の先進的事例として取り上げられた。


めずらしく仕事の話。

同社と一緒に、この3年ぐらいをかけて、「同社の社会的価値の発掘」「社内外へ伝えるツールの開発」「社内への浸透・発展」を実施している。

特に「社内外へ伝える」ということに重点をおいて活動しており、社内向けの説明会も積極的に行うだけでなく、社外への積極的発信を行うことで、国際的な会議体や大学の研究テーマとしての講演依頼があったりと、コミュニケーションを活発化することに成功した。

そうした同社の社会的価値のある活動が、世の中に知れ渡ることで、外部から関心を呼び、新たな協力団体からいろいろと提案があり、それが新たな活動へとつながっている。

もともと、同社の事業活動自体が「利用者の髪の悩みを解決する」という社会的意義の高いビジネスであり、それをさらに昇華していくような「正」の循環が生まれている。




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