今の国会論戦を見て、この本を読むと、昔と今もあまり変わらないんだなと思う。
1970年代に青島幸男が参議院議員だった時の話。
なるほどと思う箇所多い。
事件がなんとなく結論を出さなくてはならない時期になると、確実に何か別の事件がパンと起こってきて、そいつに国民の目が移るしかけになっている。するといつのまにか、重要な問題は未解決のまま新聞の片すみに追いやられて、また新たな問題が起こってきて、またしても、例によってウヤムヤのうちに何十年が過ぎてしまう。あるいは、これはもう鉄則みたいなものかもしれん。なにか非常に強力なヤツがカゲにいて、あやつっているに違いない、という憶測がしてみたくなるほど、こういうことは非常に多い。
とくに上の部分は同感と感じてしまった。
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