(利用日:2015年12月12日)
この文武廟は、香港島最古の道教寺院。
中に入ると、煙がモクモク。
かなり煙量の多い線香で、廟内は朦朦としている。
次から次に地元の人たちが訪れ、線香を焚いている。
ご利益があるのかはわからないが、
来る人みんな、古いお札のようなものを納めて、
線香をひたすら焼いている。
香港の人が、こんなにも宗教心が強いのだというのを実感した。
若い人もいるが、年齢層は比較的上。
日本で言えば、東京・巣鴨のとげぬき地蔵のようなものなのだろう。
風水の考えが根付く香港。
おそらく、そういうご利益かなにかあるのだろう。
ちなみに、この文武廟は道教の寺院。仏教寺院ではない。
こういう線香をあげるという文化。
もともと、「火」を宗教儀式で使うのは、 キリスト教のロウソク、神社の護摩焚きなどで使われ、
世界共通のように思える。
しかし、
「線香」を使うのは、日本では、仏教の祈祷行為の一つ。
あまり、神社では見かけない
ここ香港では、道道教への祈祷にも使われる。
仏教が、日本に渡来する途中、どこかで仏教と同化したのか。
そんなことを、ふと思った。
124 Hollywood Rd、Sheung Wan、Hong Kong
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3/15/2016
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