時期によっては、航空券よりも「燃油サーチャージ」の方が高いという区域もありえた。
マイル特典で、航空券に変えても、この「燃油サーチャージ」は別途必要で、けっこう高額になったりする。
これには、原油価格がかなり高騰していた、という背景があったので、しょうがない。
しかし、ここのところ、原油価格が一段と下落している。
2016年4月以降の国際線の燃油サーチャージ額を引き下げるだろうか?
出所:世界経済のネタ帳
こうした流れを受けて、昨年末、JALは燃油サーチャージ額を下げた。
(前回2015年12月時の片道の燃油サーチャージ変更額)
お馴染みのシンガポールなどの東南アジア方面は、4,500円 → 3,000円
長距離の北米・欧州・中東・オセアニアは、 10,500円 → 7,000円
なお、燃油サーチャージ額は、原油価格と為替価格の2カ月平均値に基づいて決定される。
ゾーン A:6,000円以上7,000円未満
ゾーン B:7,000円以上8,000円未満
ゾーン C:8,000円以上9,000円未満
ゾーン D:9,000円以上10,000円未満
ゾーン E:10,000円以上11,000円未満
ゾーン F:11,000円以上12,000円未満
ゾーン G:12,000円以上13,000円未満
ゾーン H:13,000円以上14,000円未満
ゾーン I:14,000円以上15,000円未満
現在は、下から2番目の「ゾーン B」。
WTIの2015年12月には35に迫り、年明けの1月には30近くまで落ちている。
燃油指標価格が35.0未満、6,000円未満となるとサーチャージは廃止されることになる。
サーチャージは、原油価格以外に、為替などの影響もあるが、
2月に、4月以降の航空運賃でのサーチャージ額が発表される予定。
果たしてどうなるのだろう。
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