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日本橋三越でのバレンタイン商戦 定点観測 | 2015-02-14 | 日々雑感

ここ数年、バレンタイン時期が近づくと、家人が買い求めるのに付き合い、日本橋三越に行くことが多く、定点観測になっている。今年の感想の備忘録。






今回は、2月1日の日曜日の夕方近くに訪れる。
日本橋三越の本館7階の特別エリアでは、チョコレート商品が集まっているのは、例年通り。

売り場エリアを見ていて思ったことは、なんとなく勢いというか、規模感というか、そんなのが弱くなっている感じがする。一時期は、来客数が多すぎ、入りづらい時期もあったが、そういう客動線を改善したのか、来客数が減ったのか、それほど混んでいない。

人間は、人が多いかどうかを人気のバロメータとして感じてしまう。大勢の中でいた方が安心する動物なのかもしれない。不思議なもので、同じものでも、混んでいるお店で買うのと、空いているお店で買うのでは、満足度も違う。

昨年は2月の週末で、その日は大雪の日で、日本橋三越に訪れる。そのときは、ほんとうに人が少なかった。その大雪の日でも、10時の開店前に、開店待ちのお客さんが並んで待っているのには、ビックリした。




日本橋三越の本館7階の特設チョコ売り場には、いろいろな商品があり、日本では、この時期しか手に入らない、外国のチョコレートなどもある。形やテイストなど、いろいろ変化があり、チョコレートの奥深さを感じ、見ていて面白い。

なかでも、96個で37,032円という、シャレのようなものもあった。



海外のチョコなどは、4つのアソートで4-5000円で売るところが多い。チョコ一粒1000円ぐらい。値段を見て食すと、なんとなく、その情報価値分、ふつうのとは違う美味しさというのが、高まる。

しかし、バレンタインでチョコを贈るとなると、もらった方も、どこのかわからなければ、そのありがたみがわからない。けっきょく、定番の帝国ホテルとか、よく知っているブランドのチョコレートとかになってしまう。お店紹介の紙があれば、多少は伝わる。

そういう意味では、海外ブランドものチョコというのは、勝負がむずかしい。日本でも、似たような商品名があったりするので、そもそも日本のか海外のかもわかりくい。




そういう高級チョコは、自分向けのチョコとして買うという目的になるのかもしれない。そのような買い方をしていると思われる人をみかける。

この時期のバレンタイン商戦のあり方が変わるのかもしれない。

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