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iPhone→Macのイメージキャプチャ使用時の「デバイスモジュールへの接続を開けませんでした」問題が意外な方法であっさりと解決

IntelベースのMacBook AirからAppleシリコンのMacBook Airに機種変して、たいていのことは処理速度等も上がり、サクサク感があってよかったのですが、大きな問題点が一つありました。




それが「デバイスモジュールへの接続を開けませんでした」問題。

今まで、Macの<イメージキャプチャ>アプリを立ち上げて、iPhoneをUSBケーブルでつなげると、MacからiPhone内の写真を一覧で表示でき、写真ファイルを読み込んだり、削除できたりして、かなり便利に使っていました。

ところが、AppleシリコンのMacBook Airに変更してから、iPhoneをUSBケーブルでつなげると、「デバイスモジュールへの接続を開けませんでした」と表示されて、接続不具合というわけではなく、Finder上では、iPhone情報を読み込んで、旧iTunesで表示されていたようなiPhone設定画面がでてきます。

【使用環境】
  • Mac: MacBook Air (M1, 2020), macOS Monterey 12.3
  • iPhone:iPhone 12, iOS 15.4
  • iPhone内の写真枚数:約2万枚

<イメージキャプチャ>アプリのバージョンは一緒で、OSが旧モノのIntelチップのMacでは、今でもiPhoneの写真を<イメージキャプチャ>アプリで読み込めるので、OSかチップ動作の問題なのか。

ネット上にも、同じようなトラブルを抱えているユーザーがいるようで、
  • iPhone / Mac を再起動
  • Mac内の「~/Library/Preferences/com.apple.Image_Capture.plist」ファイルを削除
  • iPhoneの「位置情報・プライバシー」をリセット
など、いろいろな方法を試しましたが、解決せず。。。

どうもiPhone内の写真枚数が多い(約2万枚)のが問題のようで、あるユーザーはiPhone内の写真を5000枚にしたら接続できた人もいるようです。

写真を一気に減らすしかないのかと諦めていましたが、
ある日、ふと思いついた方法があり、それで行ってみたところ、一気に解決しました。


それは「USB-C - LightningケーブルでiPhoneとMacを接続すること」。
「デバイスモジュールへの接続を開けませんでした」が表示されることがなく、瞬時に普通に接続され、iPhone内の写真がMac上で読み込まれました。

それまでは、

<iPhone - (Lightning - USBケーブル) - USBハブ - (USB-C) - Mac >

という接続構成で、昔からあるiPhoneの(Lightning - USBケーブル)を使って、USBハブにつなぎ、USBハブのUSB-CケーブルでMacにつないでいました。


それを

<iPhone - (Lightning - USB-C) - Mac >

という接続に変更しただけです。
接続し、最初に、iPhone上で「このデバイスを信用しますか?」表示され、「信用する」を押すと、Macの<イメージキャプチャ>アプリでiPhone内の写真が表示されました。

そういう問題だったの?
と、なんだか解せない部分もあるのですが、とりあえずは解決。
AppleシリコンのMacBook に移行完了できそうです。


いろいろ検索しても、このトラブルについての解決方法がが見つからなかったので、この方法が誰かの助けになれば幸いです。

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