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MacBookAir(2018) → MacBookAir(2020) に機種変作業したときのメモ


MacBookAir(2018) → MacBookAir(2020) に機種変


今使っている、MacBookAir(2018)を買ったのが2019年で、2022年にApple Careの3年サポートが切れるので、後継機種を購入。基本的に、ほぼ同系機種をチョイス。



MacBookAir(2018)とMacBookAir(2020) のちがい

重量増えている?

開封して、本体を持ち上げると、やや重い?
CPU等の中身を除けば、サイズなどの基本的なスペックは一緒のはずだが、
Appleサイトで確認してみると、
MacBookAir(2018) 重量:1.25 kg
MacBookAir(2020) 重量:1.29 kg

と、0.04 kg重くなっていた。これぐらいならば

それ以外の変更点としては、


CPUがちがう

旧:1.6 GHz デュアルコアIntel Core i5
新:Apple M1
ウワサのAppleシリコンのCPUに変更。
個人的な印象として、Macは、以前のCPUでは、モトローラ製のMC68000、その後出てきたPowerPCを搭載していた時代があり、その当時使っているユーザーとしては、やや不安定感がある。それと比べると、Intelの方が安定感というイメージがあり、「Intelやめて、大丈夫なの?」という気がするけど。CPUよりも、OSの問題が大きいかも。
iPhoneやiPadを使っているから、すでにAppleシリコンは手元で使っていたわけで、過去のAppleとは違うということなんだと思う。
動かしてみた感想としては、サクサク感がある。
旧にモッタリ感があるわけではないけど。


OSがちがう

旧:macOS Catalina バージョン10.15.7
新:macOS Monterey バージョン12.2.1(購入時は12.1)

仕事で使っているソフトウェアでの、OSやAppleシリコンの対応を待っていたら、バージョン11のBig Surを使わずに、12になってしまいました。


値段がちがう

旧:181,269円
 (MacBook Air 13インチRetinaディスプレイ カスタマイズモデル [2018年 /SSD 512GB /メモリ 16GB /1.6GHzデュアルコアIntel Core i5] )
新:138,891円
 (MacBook Air 13インチRetinaディスプレイ カスタマイズモデル [2020年 /SSD 512GB /メモリ 16GB /Apple M1 chip with 8-core CPU 8-core GPU] )

同じスペックで5万円ぐらい安くなっている。
Intelから自社CPUに変更した効果か?




セットアップ時にしたこと


クリーンインストール

Macの機種変では、いつもはバックアップをしているTimeMachineを使って、お引越しラクラクの機種変を行っています。
同じようなやり方で行うとすると、旧をOSをバージョンアップしていった方がトラブル無いと思うのですが、バージョンアップする手間と、仕事で使っているソフトウェアが新OS・CPUで動かない場合のリスクを考えると、旧はそのままで、新をクリーンインストールで、イチから設定をしていき、必要なデータを旧Macから引っ越しさせることにしました。



FileVault

セットアップ手順通りに進み、
途中悩んだのが「FileVaultどうする?」という箇所。
FileVaultは、ディスクを暗号化して、盗難等のセキュリティに備える仕組みで、やった方がいいとは思うのですが、逐一暗号化作業をするとPC動作が遅くなりそうなイメージがあったのと、FileVaultをオンにすると、「バックアップTimeMachineの細かい設定ができなくなる」という記事をみて、「オフ」のまま来ていました。
今回は、旧ではオフだったのですが、今回は「オン」にしてみることにしました。
あとから「オン」にすると、暗号化に時間がかかることになるので、この段階で「オン」に。

表示されるダイアログ通りに設定していくと、Macが使える状態に。



不要アプリの削除

設定終わり、ホーム画面が表示されると、DockにAppleのソフトがいろいろと並んでいて、いつも使っているMacとは見慣れない光景がでてきました。
昔のwindowsPCで、バンドルソフトがいろいろ入っている状態を思い出します。


ここではkeynote以外は削除


システム環境設定


「システム環境設定」を開き、自分流に変更。
旧と比べると設定項目の変化が少しあります。



TimeMachineを「APFS」フォーマットに


旧MacのTimeMachine保存用のハードディスクでは、Mac OS拡張フォーマットを使っていました。macOS Big Sur以降から、ハードディスクに「APFS」フォーマットというのが利用できるようになった模様です。

APFSは、「Apple File System」の略で、iPhone、iPadをはじめ、Apple WatchやApple TVなどすべてのAppleデバイスの標準フォーマットになっていて、これが使うのがいいのでしょう。

さっそく、新しく用意した外付けHDDを、そのフォーマットで初期化しようとしても、その形式名が選択肢に表示されず、いろいろと調べて解決しました。

こちら↓のサイトに手順等が詳しく書かれています。

TimeMachineでの最初のバックアップはサクサクと終わりました。体感的に、今までよりも早い感じ。もっとも、最初は30Gぐらいのバックアップだから、量が少ないという点もあるかも。


Adobeのインストール

旧で使っているAdobe Creative Cloudをインストールしようと思って、AppStoreをみると、そのアプリがない。調べると、AdobeのWebからサインインして、インストールパッケージを持ってきてインストールできました。

果たして、Apple M1で、Adobeが動くのでしょうか?

試しに起動してみると、PhotoshopとDreamweaverは問題なく動きました。


Microsoft関連のインストール

Microsoft365をライセンス購入している状態です。
AppStoreでみるとMicrosoft関連のアプリがあるのですが、AppStoreの購入履歴を見ると、そこからインストールをしていなかったようで、これも、MicrosoftのWebからサインインして、インストールパッケージを持ってきてインストールしました。

インストールすると、Microsoftオフィスが一括で入ってしまい、不要なMicrosoft NoteやMicrosoft Outlookなんかも入ってきてしまいました。
あとで、フォルダ>アプリケーションから、これらアプリを削除。
この2つだけで3Gもファイルサイズがありました。


作業データは、クラウドベースで保存してあるので、基本的にローカル設定の引っ越しは不要。


クラウドで保存されていないアプリの設定データを引っ越していきます。


FileZillaの移行

設定ファイルの「エクスポート」機能があったので、これを使ってみて、新にインポートしてみると、無事にログイン情報等が引っ越しできた模様。
FileZilla設定の完全移行方法!


Google Chromeのインストール

問題なくインストール。


Google 日本語入力のインストール

問題なくインストール。


トレンドマイクロのインストール

インストール。
途中、なんどかアクセス許可のダイアログが表示。


プリンタードライバーのインストール

オフィスでのプリンター関係のドライバーのインストール
使っているのはリコープリンター。
手順書通りにすすめて、問題なく。


ようやくPCの準備が終わり、使ってみました。


全体的な使用感

旧はスペック的にはそれほど古くはなく、使っていて動作がもたつくわけではないのですが、
新には処理のサクサク感はあります。

また、キーボードが違い、旧のはペナペナタイプのキーで、慣れればなんてことないけど、新は厚みが少しでて、キーの押した感は増した感じです。

あとは、ほぼ同じ感じです。




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