国労(国鉄労働組合)のWebサイトを見てみると、その活動内容が紹介されていて、 その中に「ソフトバンク 新賃金交渉」など、ソフトバンクとの交渉もあることがわかる。
「ソフトバンク、鉄道関係も行なっていたのか?」とふと思ったが、 昔、ソフトバンクが買収した「日本テレコム」が、国鉄と関係に深かったことを思い出した。
戦前から鉄道省は、全国の駅との業務連絡に逓信省に依存しない独自の業務用電話網「鉄道電話」を張り巡らせていた。
国鉄(JR)は、NTTに依存しない通信ネットワークをもっていた。
その昔、京セラの稲盛さんが、DDIという電話会社を作られ、電波を飛ばして電話ネットワークを構築したり、高速道路の脇に回線を開通させてもらったり、奮闘されて、電話サービスを始められたが、それよりもはるか前に、国鉄の鉄道網を使った通信網があったとは、びっくり。
この通信網は、今も残っていて、 「JR電話サービス」というサービス名で、 ソフトバンクから提供されている。
サービス内容をみると、3−4桁の独自の電話番号が使えて、まるで会社の内線のような感じ。
ただし、「JR電話サービス」は誰でも利用できるものではなく、「日本国有鉄道の承継法人等相互間および承継法人」、つまり「JRグループとその関連会社」限定のサービス。
4/09/2017
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