よく見ると「あぐー」という場合と「アグー」という場合の2種類があり、最初は、カタカナとひらがなの表記の違いかと思ったら、実は違っていました。
「アグー」は、沖縄在来種の豚です。
戦前に10万頭いたものが戦後、一時30頭近くまで減少して絶滅寸前となった。戦後、ほぼ絶滅されていたのを、奇跡的に復活しました。 カタカナで「アグー」とされている場合は、その原種に近い豚を指します。
一方の「あぐー」は、在来種「アグー」に別の外来種の豚を交配させたもので、「アグー」の純度は低くなっています。 偽物というわけではなく、在来種「アグー」の良さに、外来種の豚の良さを掛け合わせてできた、新しい豚とも言えます。 ちなみに「アグー」はJA沖縄の登録商標で、ここの許可がないと名称表示ができない。
飲食店などで、「あぐー」「アグー」で料理が別れている場合は、きちんと使いわけているお店です。
3/03/2017
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