復活した「燃油サーチャージ」が、さらに値上げするらしい。その傾向と対策。
2017年2月に「燃油サーチャージ」が復活。
そして、早くも2017年4月から「燃油サーチャージ」をワンランク上の価格にする、というウワサ。
「燃油サーチャージ」は、為替と原油価格の動向で、適用の有無とランクが決まっている。
最近の原油価格WTIの動向は、2016年12月末時点で52.01、一年前の2015年12月末時点は37.24。中国での需要減による価格低下を、原油生産量の削減で価格調整した結果が、ちゃんと現れている。
為替は、Up/Downがかなり激しい。アメリカ大統領選前は、急激な円安になったと思えば、トランプ政権発足以降は、円高になっている。
「燃油サーチャージ」の適用は、航空券の購入時点で決まるから、
4月の値上げ前に駆け込みで、購入する人が増えそう。
ちょうど3月の決算月で、
なんだか、増税前の駆け込み需要を狙っているような、
航空会社の思惑かも?と思ってしまう。
しかし、
過去の、「運賃+燃油サーチャージ」の航空券の価格を見ていると、
2016年は、燃油サーチャージを撤廃すると同時に、運賃(正規割引運賃)を(こっそり?)値上げてしていた。
燃油サーチャージを撤廃した2015年の方が、実はトータル費用が安かった。
おそらく、慌てて、航空券を買わない方がよいかもしれない。
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