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フィンランドで見つけた、不思議なお米 | 2016-10-06 の日々雑感

フィンランドで見つけた、不思議なお米。「Uncle Ben's Boil in Bag Long Grain Rice」

フィンランドで見つけた、不思議なお米 | 2016-10-06 の日々雑感



「Uncle Ben's」というブランドのもので、 お米が個装されていて、その袋に入ったまま、10分茹でると、食べれる。

今年の初夏に、フィンランド・ヘルシンキのスーパーマーケットで見つけた。

日本に帰国してからだいぶ経ち、ようやく食べてみた。

箱に書かれている指示通りに調理する。

ただし、作り方の文章は、英語ではなく、フィランド語や北欧の言葉のみ。 しかし、英語にも近い言葉なので、なんとなく意味はわかる。 暗号と化し、解読不可能だった韓国語よりは。

フィンランドで見つけた、不思議なお米 | 2016-10-06 の日々雑感



袋にわからない絵があり、 最初、「フォークで袋を開ける」絵と思ったら、「フォークで引っ掛ける穴」だった。 ゆでた袋を、フォークを使って、引き上げる。

フィンランドで見つけた、不思議なお米 | 2016-10-06 の日々雑感

フィンランドで見つけた、不思議なお米 | 2016-10-06 の日々雑感


お米は、日本のお米と違い、長粒米。 ちょっとパサパサ感のあるお米で、油・汁系料理と一緒に食すと、良い感じ。

フィンランドで見つけた、不思議なお米 | 2016-10-06 の日々雑感



西洋と日本では、「お米」の存在が違う。

お米の調理方法が、日本とは抜本的に違う。 よく海外の料理番組を見ると、 西洋では、お米を、野菜のように茹でて、しばらく茹でたら、ザルにあけて、終わりというシーンがある。

また、「お米」が主食というよりも、野菜の一種という認識で、 付け合わせのジャガイモや、クスクスと似たような存在。

日本では、 江戸時代には、お米が、武家の報酬として、お金代わりとして使われていた。 こういう国は、おそらく、他にはないではないだろうか。 「日本=お米」というのは、日本の風土が長い時間かけて作り上げた、日本のオリジナリティなんだと思う。

ちなみに、

江戸時代の米1石=金1両(小判1枚)=現在の約10万円
という。

たとえば、「加賀百万石」は、約1,000億円の石高となる。


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