「Uncle Ben's」というブランドのもので、 お米が個装されていて、その袋に入ったまま、10分茹でると、食べれる。
今年の初夏に、フィンランド・ヘルシンキのスーパーマーケットで見つけた。
日本に帰国してからだいぶ経ち、ようやく食べてみた。
箱に書かれている指示通りに調理する。
ただし、作り方の文章は、英語ではなく、フィランド語や北欧の言葉のみ。 しかし、英語にも近い言葉なので、なんとなく意味はわかる。 暗号と化し、解読不可能だった韓国語よりは。
袋にわからない絵があり、 最初、「フォークで袋を開ける」絵と思ったら、「フォークで引っ掛ける穴」だった。 ゆでた袋を、フォークを使って、引き上げる。
お米は、日本のお米と違い、長粒米。 ちょっとパサパサ感のあるお米で、油・汁系料理と一緒に食すと、良い感じ。
西洋と日本では、「お米」の存在が違う。
お米の調理方法が、日本とは抜本的に違う。 よく海外の料理番組を見ると、 西洋では、お米を、野菜のように茹でて、しばらく茹でたら、ザルにあけて、終わりというシーンがある。
また、「お米」が主食というよりも、野菜の一種という認識で、 付け合わせのジャガイモや、クスクスと似たような存在。
日本では、 江戸時代には、お米が、武家の報酬として、お金代わりとして使われていた。 こういう国は、おそらく、他にはないではないだろうか。 「日本=お米」というのは、日本の風土が長い時間かけて作り上げた、日本のオリジナリティなんだと思う。
ちなみに、
という。
江戸時代の米1石=金1両(小判1枚)=現在の約10万円
たとえば、「加賀百万石」は、約1,000億円の石高となる。
10/08/2016
Tags :
201606_helsinki
No Comments