ポケモンといえば「ピカチュウ」。
どうすれば捕まえられる?
今年一番のヒット作とも呼べる、スマホゲーム「PokémonGo / ポケモンGo」。2016年7月6日に、アメリカ・オーストラリア・ニュージランドで先行リリースして、ブレイクしている様子が日本にも伝えられ、日本以外の国で、次々と配信開始される中、日本での解禁が「まだかまだか」と待たれていた。
そして、先行リリースから約2週間後の7月22日に、ポケモンが生誕地である日本でも、ようやく配信が始まる。
配信が始まるや、「PokémonGo / ポケモンGo」の「ポケストップ」になっている公園などでは、夜中に人が集まったり、それまでになかった光景となる。とにかく、白熱した人気になっている。
初心者にはよくわからないゲーム「PokémonGo / ポケモンGo」
従来からポケモンをプレイしたことがある人などは、その世界観や、ポケモンのゲームとは何をするものかがわかっていると思う。
一方、「PokémonGo / ポケモンGoがブーム」「今話題のゲーム」と聞いて、「PokémonGo / ポケモンGo」が、初めて遊ぶポケモンという人からすると、始めたものの、「何をすればいいの?」という人が多いのではないか。
ゲームを始めると、最初に、操作の簡単な説明・デモがあるだけ。
それが終わると、あとは「自由にどうぞ」とゲームの世界に放り出される。
この「PokémonGo / ポケモンGo」は、普通のゲームアプリと違い、何かをクリアするといった、明確なゴールがあるわけでない。そういう点では、明確な「ゲーム性が低い」ので、「PokémonGo / ポケモンGo」を始めたものの、何をしていいのかが、よくわからないということになりがち。
最初にウィロー博士によるレクチャーがある
「ポケモン」の特徴は「収集、育成、対戦、交換」
1990年代に任天堂のゲーム機器「ゲームボーイ」用に、最初のポケモンのゲームが登場した。
当時の「ゲームボーイ」は、ドット絵の粗い、白黒画面で、3DのCGなんて当然無理で、今から見れば、かなりチャチなゲーム機ではあったのだが。
このポケモンは、ゲームボーイで、ヒットした。
その特徴は「収集、育成、対戦、交換」。ゲーム機器の能力で、表現力は劣っていたものの、こういう要素が、おおいにウケた。
当時のポケモンは、ポケモンを集め、成長させることができ、育てたポケモンををユーザー同士で対戦できる。そして、ゲームボーイ同士が通信できるという機能(今となっては、普通の機能だが、当時としては「通信できる」というのが画期的だった。)を利用した、プレイヤー間での「ポケモンの交換」、そういう点が画期的なゲームだった。
今回の「PokémonGo / ポケモンGo」も、基本的に、この路線を踏襲している。現在のところ、「交換」がまだできないけど、いずれ、その機能も追加されるのではないか。
PokémonGo / ポケモンGoの基本的な遊び方:「収集」-ポケモンを集め、「図鑑を完成させる」
今も昔も、ポケモンのゲームの基本は、これが目的。
「PokémonGo / ポケモンGo」のアプリ紹介でも、「ポケモン図鑑の完成を目指せ!」とある。
今回の「PokémonGo / ポケモンGo」には、151種類のポケモンが用意されている。
なお、アメリカ大陸限定、ヨーロッパ限定、オセアニア限定などのポケモンもあり、それらを捕まえるためには、その地に行かないといけない。
そのため、現在、日本で捕まえることができるポケモンは142種類。(2016年7月末現在)
ゲームボーイ時代の初代ポケモンにも、プレイヤー同士で交換しないと、入手できないポケモンも、たしかいたはず。「PokémonGo / ポケモンGo」にも、今後、「交換」機能が追加されて、それによってでしか、得られるポケモンもあるのかもしれない。
「ポケモン図鑑の完成を目指せ!」とアプリ説明にも明記されている
ポケモンの捕まえ方
野生のポケモンの捕まえ方は、「モンスターボール」を投げて、ポケモンを捕まえる。
これができないことには、先に進めません。
「ポケストップ」に設定されている場所に行き、画面の「ポケストップ」を回転させると、アイテムとして「モンスターボール」が出てくるので、それを使う。
また、「モンスターボール」は購入することもできる。
「モンスターボール」20個で100ポケコイン。100ポケコインは120円。
最初は、赤と白の基本の「モンスターボール」。レベルが上がると、それ以外に、「スーパーボール」「ハイパーボール」なども利用できるようになる。これらのボールは、ボールを投げた後に、ポケモンが逃げにくい。
タマゴを孵化させて、ポケモンを入手
「モンスターボール」を投げて捕まえる以外に、タマゴを孵化させることでも、ポケモンを捕まえることもできる。
このタマゴの存在は、気づきにくい。
今回の「PokémonGo / ポケモンGo」をプレイしていて、しばらくの間、このタマゴの存在を知らなかった。アイテムを見たら、孵化装置があり、「なんだろう?」とゲーム内を調べたら、タマゴもいくつか持っていて、それを孵化装置にセットできることを発見した。
この孵化は、孵化装置を使い、孵化装置は、歩いた距離で働く。
移動していると、あるときタマゴがかえる
タマゴが孵化する条件は、歩行距離が2km、5km、10kmの3種類のパターンがある。
孵化中のタマゴ
なお、列車や車などでの移動は、歩いた距離としてカウントされない。 時速10kmぐらいで、判別しているという。
10kmのタマゴを孵化すると、レアキャラが出やすい、という。
たしかに、自分がプレイしていて、10kmのタマゴから、レアキャラが幾つか出現した。
10kmタマゴから孵ったポケモンの一部
「ピカチュウ」「ブーバー」
PokémonGo / ポケモンGoの基本的な遊び方:「育成」-集めたポケモンを育てる
育成には「強化」「進化」の2種類がある。
「進化」を主に使う
ポケモン図鑑の完成を目指した、「収集」目的で、ポケモンを育成させるのであれば、「進化」を主に使う。
「進化」は、ポケモンが、同じ系列のワンランク上のポケモンに変わる。
進化の例:ポッポ → ピジョン → ピジョット と変わっていく
「進化」をすると、新しいポケモンになるので、これで、図鑑に追加される。
「強化」は、そのポケモンのまま、CPやHPなどの値を強化する時に使う。
この「強化」は、ジムバトルの対戦などを行う場合に、そのポケモンを強くするのに必要となるが、それ以外の目的で使うメリットがない。あるいは、ひょっとしたら、今後何か出るのかもしれない。
育成:「強化」「進化」には「ポケモンのアメ」が必要
「強化」「進化」いずれも、そのポケモンのアメが必要となる。 「強化」には、それに加えて「ほしのすな」と呼ばれるアイテムが必要。
この「ほしのすな」は、モンスターボールでポケモンを捕まえた時に入手できる。また、ジムを死守していると、ボーナスとしてもらえる。今のところ、ショップでも買えない。
ポケモンを捕まえると「ほしのすな」と「アメ」がもらえる
ジムにポケモンを配置して、死守していると、ボーナスとして「ほしのすな」と「ポケコイン」がもらえる。
「ポケモンのアメ」は、ポケモンの種類ごとにアメがあり、そのポケモンを捕まえた時に、アメがもらえる。 また、ポケモンを博士に送ると、アメがもらえる。
「進化」には、25、50、100個といった、まとまった数のアメが必要になる。
そのため、「進化」させるためには、同じ種類のポケモンを何十匹と捕まえ、そして博士に送るということを、ひたすら繰り返していく。
この繰り返す作業に、手間と時間がかかる。
必要なアメはポケモンにより異なる。25、50個ぐらいだったら集めやすいが、100個などとなると、けっこう大変。一番ハードルが高いのは、コイキングが400個のアメ。いつまでかかるのか。
コイキングの進化には400個のアメが必要
ポケモンの育成だけでなく、「プレイヤーの育成」も必要
ポケモン同士を対戦できるジムバトルなどで対戦は、レベル5以上から可能で、プレイヤーの育成も必要となる。
なお、ポケモンの「収集」だけしか、「PokémonGo / ポケモンGo」を遊ばないのであれば、このレベルはあまり関係ない。
「対戦」を行うには、レベルを上げないと、何もできない。
プレイヤーの育成するには、経験値であるXPを貯めるしかない。
XPの獲得方法は、
・ポケモンを捕まえた時に +100XP
・カーブボールやボールの投げ方が優れていたらボーナス +10XP 〜+100XP
・ポケストップをまわすと、+50XP
・その他「タマゴを孵した時」「新たなポケモンを捕まえた時」「ジムで対戦し、勝利した時」など
まずは「レベル5」を目指す
対戦するには「レベル20」以上ないと楽しくない
試しに、ジムで戦ってみるとわかる。
レベルが低い状態だと、一瞬で終わってしまう。
実感として、レベル20ぐらいなると、少し戦える状態になれる。それでも、負けることの方が多い。22-23あたりから、少し勝てるようになる。
ジムなどで、他のプレイヤーのポケモンを見るとわかるが、「CP」が高いポケモンが多い。
この「CP」は、プレイヤーのレベルと関連がある。
PokémonGo / ポケモンGoを始めて、しばらくの間は、ジムバトルは、あまり関係がない
「CP」とは?
CPとは、「戦闘力(Combat Points)」の略で、攻撃・防御・素早さの合計値という設定になっている。 簡単に言えば、ポケモンの強さを表したもの。
ポケモン同士の対戦を行う場合には、この「CP」が重要な値になる。
先に説明した「育成」の「強化」と「進化」を使うと。ポケモンのCPをあげることができる。 しかし、このCPは、プレイヤーのレベルに関連していて、レベルが低い状態の時、ポケモンのCPの上限値も低い。
また、ユーザーのレベルがまだ低い時、この「CP」は低く、CP2桁ぐらいのポケモンしか出ない。たまにCPの高いポケモンが出ることもある。
対戦などでは、だいたいCP1000ぐらいないと何もできない。プレイヤーがレベル20ぐらいから、進化などで、CPが1000を超えるポケモンが出始める。
正直、このCPの仕組みは、よくわからない。
・進化すると、どのぐらいCPが増えるのか。
・各ポケモンのサイズに関係するのか。
・ジムバトルでトレーニングしたほうがいいのか。
・タマゴからかえったポケモンの方が強いのか。
なお、ゲームボーイ時代の初代ポケモンにも、CPに似た能力値があり、それは、ゲーム内の擬似乱数によって決まっていた。
ポッポ(CP370)→ピジョン(CP691)→ピジョット(CP1212)と進化(レベル24)
PokémonGo / ポケモンGoの基本的な遊び方:「対戦」-戦い方
レベル5になると、ジムバトルが可能になる。
また、同時に、「青」「黄」「赤」のグループに分かれる。
自分と同じ色のジムの場合は「トレーニング」になり、自分の1つのポケモンで、ジム内に設置されているポケモンらと戦う。
自分と違う色のジムの場合は「対戦」となり、自分の6つのポケモンが、ジム内に設置されたポケモンらと戦う。
この「対戦」の操作が、ちょっとクセもの。 最初、戦い方の操作がわからない。
基本的な戦い方は、通常攻撃は、スマホの画面をタップする、つまり叩く。 そうすると、自分のポケモンが、相手のポケモンを攻撃する。
また、画面を長押しすると、そのポケモンの特技が出現する。
画面を左右にスワイプすると、相手の攻撃から避けることができる。
プレイした感想としては、避けても、相手の攻撃の影響は受けやすいので、逃げるよりも、そのまま通常攻撃を続けた方がいいと思う。
黄色チームが人気ないという噂。本当だろうか?
ジムに自分のポケモンを設置する
自分と違う色のジムにあるポケモンを倒したり、色のないジム(占領されていないジム)の場合、そのジムに自分のポケモンを設置できる。
なお、自分のポケモンをジムに置くと、 他のプレイヤーが、そのジムのポケモンに挑み、バトルが始まるが、 設置したプレイヤーは、バトルでの操作は特になく、勝手にすすむ。 また、そのジムに置いたポケモンが、どういう状態なのかはわからない。
ジムが他の色チームに制覇されたり、自分のポケモンが追い出されると、自分のポケモンが、HP0の状態で戻ってくる。
ポケモンがジムを死守し続けると、「ほしのすな」と「ポケコイン」のボーナスがもらえる
ジムに置いた、自分のポケモンが、その場所を死守し続けると、PokémonGo / ポケモンGoのゲーム内で使える通貨「ポケコイン」がもらえる。
ボーナスは、死守しているジム一つにつき、ほしのすな:100と、10ポケコイン。
無条件でもらえるわけでは無く、ショップ画面の、特定箇所を押さないといけない。
また、一度押すと、一定時間、ポケコインはもらえない。
ショップ画面の右上のボタンを押す
死守しているジム一つにつき「ほしのすな:500」と「ポケコイン:10」がもらえる
PokémonGo / ポケモンGoの基本的な遊び方:「交換」-まだできない
2016年8月上旬現在のバージョンでは「交換」はできない。
しかし、近いうちに、できるようになるんだろうと思う。
ゲームボーイ時代の初代ポケモンにも、プレイヤー同士で交換しないと、入手できないポケモンも、たしかいたはず。「PokémonGo / ポケモンGo」にも、今後、「交換」機能が追加されて、それによってでしか、得られるポケモンもあるのかもしれない。
PokémonGo / ポケモンGoの攻略法:ポケモンの効率的な捕まえ方
ポケモン集めにはバスがオススメ
とくに、路線バスやコミュニティバスがオススメです。
乗車中、ポケストップにも遭遇しやすく、ポケモンにも遭遇しやすい。また、タマゴの孵化に必要な距離も、いくらか稼げる。(ノロノロ運転で、時速10km以下ぐらいのとき)
一方、列車の場合、線路の周囲には、ポケストップがないことが多く、あまり面白くない。
路線バスやコミュニティバスが、人が集まるニーズの高い場所を結ぶ形で、路線やバス停が決まっていったのに対して、 列車は、従来人がいないところ、昔の田んぼや畑だったところに、線路を引いていったという生い立ちが違うからかもしれない。
ポケストップが何もない。
近郊を走る列車に乗ると、こういう状態が多い。
近郊を走る列車に乗ると、こういう状態が多い。
PokémonGo / ポケモンGoの攻略法:歩いている方がポケモンに遭遇しやすい?
ポケモンのアプリを立ち上げていると、ときどきポケモンが出現し、捕まえるチャンスが現れる。 ただ、そんなに頻繁に現れるわけではない。
公園などで、ポケモンが集まりやすい場所があり、そういうところに行く。 あるいは、「おこう」や「ルアーモジュール」を使うと、ポケモンの出現頻度が増える。
「おこう」は、使ったプレイヤーのみに効果がある。
「ルアーモジュール」は、使ったプレイヤー以外に、周りのプレイヤーにも、同じ効果が現れる。 「ポケストップ」に「ルアーモジュール」をセットして使い、そういう「ポケストップ」は、桜吹雪が舞っている。
感覚的な印象として、桜吹雪が舞っている「ポケストップ」ならば、全ていいわけではなく、レベルが低いプレイヤーがセットした「ルアーモジュール」だと、CPが低いポケモンが出やすい印象がある。 あるいは、その場所に設定された特性によるものかもしれない。
その場合、「XP集め」「あめ集め」ならば、CPが低いポケモンでもいいが、CPの高いポケモンを狙うのであれば、場所を変えた方がいい。
また、じっと待つよりも、周囲を大きく歩いていた方が、ポケモンが出現しやすい。
桜吹雪が舞うポケストップ
おまけ:ポケモン トリビア
「カントー」は、関東地方がモチーフ
主人公の名前「サトシ」は、ゲームの原案者・田尻智に由来
現在のプレイ状況
日にち | レベル XP |
移動 距離 |
捕まえた ポケモンの種類/数 |
訪れた ポケストップの数 |
---|---|---|---|---|
28 Days 2016-08-18 |
25 817,793 |
174 | 105 2,829 |
4,163 |
8/11/2016
Tags :
Game-ゲーム
,
ポケモンGo-PokémonGo
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