入園無料の都運営の施設がいろいろとある。
当日の午後、時間ができたので、都運営の施設が多い上野を約2時間ほど歩き回ってみた。
だいたい目安としては「岩崎庭園」「上野動物園」「東京都美術館」。
まずは、岩崎庭園。
岩崎庭園は、近くに住んでいながら、初の訪問。
洋館は、雑誌等のおおよそのイメージはあったが、実際見ていたら、正直小さかった。
しかし、庭等を含めれば、広大。過去は、さらに多くの領地だったという。
その広さから、三菱創始者の岩崎家の当時の栄華を感じる。
今でも、この岩崎家は存命なのだろうか。あまり三菱グループ内での存在を、外から感じることはないが、おそらくは創業家としていらっしゃるのだろう。あるいは、GHPの財閥解体で消滅したか、と勝手なことを考えてしまう。
事業で一代で築いたという人たちも出ているが、何代も続く名家というのも、その経済的・社会的効果においては、必要なんだろうと思う。昔、日本にもあった公爵などの 今は無く、かつてそうだった家も、名誉職的なことになってしまっている感がある。
イタリアの中世美術も、大金持ちのパトロン的な役割があって、さまざまな作品が生まれてきた。芸術にかぎらず、こういう大金持ちを増やすことが、日本の社会や経済にとって重要なことだと思う。
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つづいて、上野動物園。
2年ぶりぐらいに訪れる。
広さ的にもお手軽な動物園。
普段使いには、このぐらいがちょうどいいと思う。
無料の日のせいか、入園者が多い。
動物園側も、入園者が多いことを想定し、動物ショー等は、本日は中止にしている。
なんで子供がこんなにいるんだろうと思ったが、そうだ、都民の日は学校が休みだったことを思い出す。自分も、高校生ぐらいの頃までは、その恩恵を受けていた。
それにしても、子供を連れた親御さんたちが多い。休みだから来たのか、無料だから来たのか、理由はいろいろとあろうが、心無しか無理矢理連れてこられた子供達が多いような気がした。子供に動物を見せる・触れさせるなどの教育的一環の目的でもあるようだ。
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次は、東京都美術館。
本日、入園無料なのは、「楽園としての芸術」展。
無為に創るという行為が持つ、原始的な美しさについて、再認識する。
「楽園としての芸術」展の詳細はコチラを参照。
http://kota-mishima.blogspot.jp/2014/10/art-as-haven-of-happiness.html
そうこう回っているうちに、夕方5時頃。
施設の閉館時間となり、上野巡りは終わる。
10/04/2014
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