(訪問日:2016年6月11日-6月15日)
日本の成田空港もそうだが、 たいていの海外の空港も、 騒音だったり、広い敷地の確保だったり、いろいろと問題があるため、 空港から街までというのは、かなり離れている。
そのため、飛行機で現地に着いたら、 まずは街までの移動方法を押さえておかなければならない。
今回、訪れたヘルシンキも、 まったくの初めての土地なので、 街までの距離感や方向もわからない。
空港か街までの移動方法を調べてみると、 どうやら、ヘルシンキの空港に、2015年に新しく鉄道が開通したらしい、ということを知る。 古いガイドブックなどには、載っていない情報で、あまり詳しいことはわかない。
今回は、それでヘルシンキ市内まで移動してみた。
空港で、預け荷物を受け取り、 建物内を、そのまま、案内通りに、歩いて行くと、 地下に続く、エスカレータ・エレベータに出くわす。
改札はなく、下に降りると、そのままホームで、乗降できる。
2015年7月に開通した「ヘルシンキ近郊列車 P線及びI線」あるいは「Ring Rail Line(リングレイルライン)」
これは「ヘルシンキ近郊列車 P線及びI線」あるいは「Ring Rail Line(リングレイルライン)」とも呼ばれる列車。
ヘルシンキ中央駅とヘルシンキ・ヴァンター空港間を環状で回っている。 東京の山手線ように内回り・外回りがあり、どちらに乗っても、目的地にはたどり着ける。 到着時間は、ほぼ同じで、P線の方が、若干早いらしい。
この列車が、2015年7月に開通したらしい。
それまでは、 フィンエアー運行のバスで、ヘルシンキ市内に行くのが一般的だったとか。
2015年7月の、この列車の開通が、 列車がそもそもあって、駅が新しくできたのか、 空港から駅までの連絡通路が新しくできたのか、 どちらなのかは、不明。
ヘルシンキの列車は改札がないので、切符を買うのを忘れずに!
ホームに、券売機があるので、買うのを忘れずに。
一人5ユーロぐらい。
この券売機は、気づかずに、通り過ぎてしまいそうになるくらい、ちょっと目立たない。
ヘルシンキの列車は、この「ヘルシンキ近郊列車」に限らず、改札がない。 カードリーダーみたいなものが、ホームの入り口や、車内にあるが、 日本などのように、切符や、カードリーダーにsuicaなどをタッチしないと、ホームに行けないという構造ではない。
何もしなくとも、ホームに行けてしまうので、切符の買い忘れに要注意。
ときどき、検査員がいて、 切符を所持せずに、乗車していると、罰金が科される。 たしか80ユーロぐらい。日本円で1万円程度。
空港から約30分でヘルシンキ市内
今回は、23時26分に空港から乗り、-23時59分にヘルシンキ駅に着く。
約30分で着くので、ストレスが少ない。
さらに、朝早く・夜遅くまで運行している。
とにかく、この「ヘルシンキ近郊列車」は、空港からの移動に便利。
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9/06/2016
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