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六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声 | 森美術館 | 2016-03 【鑑賞メモ】

ちょっと不思議なアートの世界。
(訪問日:2016-03-25)




今回は、一般公開前の関係者内覧会に参加。 作品を見て、レセプションというイベント構成。

森美術館のサポートプログラム「MAMC(マムシー)」に入会して、 こういう催しものに参加できるようになる。 展覧会を、違った視点で見るコトもできるので、なかなか面白い。

今回の「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」は、 今の日本のアートで活躍するアーティストたちの作品が集結。

前回の村上隆の展覧会と比べると、雰囲気が何か異なる。 あちらは、パワーや迫力に圧倒された。


今回のは、現代社会を現す作品。

それら作品を見ていて、

「これはアートなのか、芸術なのか」

と最初に感じる。

はっきり言って、よくわからない作品。

少なくとも、いわゆる芸術性というものは、ない。 ペイント作品は少なく、ビデオ作品や造形作品が多く、 各アーティストが、各々の「表現方法」で、何かを表現しようとしている。

今回の「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」の中で、 「ボタン投げ」の参加型作品。 あれが、一番面白かった。 理屈は単純なんのだが、作品の中身が次々変わってくる、まさに現代アート。

それ以外では、パッと見て、スグにわかる作品というのが、少ない。ある意味で味わい深い。

バラバラというか、一つの枠組みに収まらずに、 各自が好き勝手なコトをする、 それが今の社会の縮図でもある。

何かを感じさせる、あるいは、考えさせるという点では、 これらはアートなのかもしれない。



















六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声 | 森美術館
〒106-6153 東京都港区六本木6−10−1、六本木ヒルズ森タワー 53F
(チケット)
大人:1,800円

(会期)
2016年3月26日(土)-2016年7月10日(日)




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