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どうなった?話題の建築取消マンション「ル・サンク小石川後楽園」の行方 | 2016-02-14 | Pick Up

1ヶ月ほど前に、家の近所で建築中の「マンション「ル・サンク小石川後楽園」」について調べて、その記事を投稿。この記事へのアクセス数が多い。




このマンションは、完成間近にもかかわらず、建築確認が取り消しになったことで話題となっている物件。



投稿以来、
この記事へのアクセス数が多く、
関心の高さというよりも、
ちゃんとした公式情報が少なく、
憶測情報が錯綜していることが表れている。

ほぼ出来上がっている物件が、この後どうなるか、近くに住んでいる住人すら知らない。

改めて思うのは、日本のマンションは、「資産」では無い。
日本古来の建物や、欧米の建築のように何世代にもわたり住み続けるという思想がなく、もはや「消耗品」。
完成時が質のピークで、あとは「経年劣化」していく。

だから、あんなに短期間に建築できてしまう。まるで仮設住宅と変わらない。

昔、FPの勉強をしていて、「住宅費」は人生の三大費用で、「住宅はいずれ購入するもの」として覚えたことがある。
そのときは、まだ一生活者の経済感覚しかなかった。

少し実業の経験を積んでみると、「資産」というのは、もっと別のものだと気づく。
最初に初期投資して、そこから定期的な収益があがる。
そういうものが「資産」であるし、まさに字が示す通り。

「住宅購入」というのは、経済的には重要なことなのだが。
なんだか、もったいない「住宅」。
社会を安定にするのにも重要な役割があったりする。
シンガポールのように、年金で住宅を買える住宅政策は、小さな小国だから可能ではあるが、面白い施策。


文京区に10年超住んでいて感じることは、
反対派でもないから、「取り消し」にまで追い込む気持ちというのはよくわからないし、
物件数はまだまだ少ないから、住みたい人が、自由に住めるようになった方がいいと思う。

一方で、文京区は、だんだんとつまらない地域になっている。
たしかに、通勤等のアクセスはいいし、教育レベルも高いかもしれない。
しかし、昔からの建物や景観は少なく、自然や郷土などの文化レベルは極めて低い。

そういう面白みが弱い地区「文京区」。
だから、沖縄や海外に行ってしまうのかもしれない。



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