(訪問日:2016-05-03)
影絵作家の藤城清治さんの美術館。
那須で人気がある施設ということだったので、朝早めに会場に着く。 開館時間は9時30分、その前の時間に着くと、すでに何組かの人が待っていた。この時間帯では、駐車場はだいぶ余裕がある。
そして、開館と同時に入る。 門から美術館まで、小径が続き、樹々や池などを巡る。 小道の脇には、作品の影絵のキャラクターをモチーフにしたオブジェが、ところどころで立つ。
展示内容としては、藤城清治さんの作家デビューから今に至るまでの歴史的な変遷と、代表的な作品、近年の作品などがある。 思っていたよりも展示数が充実していて、楽しめる。ゆっくり見ていくと、かなり時間が掛かる。
この影絵のもつ、メルヘンの表現力はなんだろう。
写実的というわけではなく、デフォルメした描写。 光で投影する、微妙な色加減だからだろうか。 キャラを影絵でシンプルにしているだからだろうか。 なぜか、ある種の不足感が、見る人に空想力を刺激させ、メルヘン要素を生じさせているような気がする。
この那須高原は、開館して3年目を迎えたばかりだという。 庭園と館は、そんなに新しさも感じさせず、落ち着いた空間になっている。
園内一帯が影絵のメルヘンの世界。
藤城清治美術館 那須高原
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本203
(チケット)
大人:1,600円
大人:1,600円
詳細は 藤城清治美術館 那須高原のサイトへ
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