thumbnail

河野鉄平写真展「風と光の行く手」 | ポーラ ミュージアム | 2015-10 | アート | 日々雑感

写真家・河野鉄平の作品展。白っぽい、透明感のある世界。
(鑑賞日:2015年10月31日)




箱根に立派な美術館があるポーラ・ミュージアム。このアネックスは、別館的なもので、これから期待できる、若手アーティストたちを紹介する場なのか、たまに面白い作品に出会うことが多い。何より、銀座のど真ん中なので、ふらっと気軽に訪れられるところがいい。

今回は、自分とそれほど年齢が変らない、写真家・河野鉄平の作品展。

一眼レフのカメラを買うと、絞りや開放時間などを操作することができ、いろいろな撮り方を試したくなる。最初は、ピントがあったキレイに撮る写真を狙っていた。しかし、いろいろと撮り、他の人の写真などを見ていくと、キレイに撮ることが、「いい写真」ということではない、ということに気づく。

ぼかしやうごきなどで写真に表情が宿り、空間のどの部分を切り取るかの構図で写真にストーリーが生まれる。ある意味で、絵画の描写に近い感覚が必要なんだと、この河野鉄平の作品を見ていて、最近は思う。


河野鉄平写真展「風と光の行く手」 | ポーラ ミュージアム


(展覧会内容)
料金:無料
会期:2015年10月2日(金) - 2015年11月3日(火)


このブログ内の「art」関連の記事はこちらから


http://kota-mishima.blogspot.com/search/label/art

No Comments