1954年2月2日、戦後GHQにより禁止されていた国際航空業務が再開された。 1番機は日本航空の東京発ホノルル経由サンフランシスコ行で、38席のうち14人が招待客で、一般の乗客は5人だけだった。
以前読んだ「日本航空一期生」という本に、その再開の当時のことが紹介されていたのを思い出した。
終戦後6年後の1951年に、「日本航空」が設立され、 まずは、国内幹線での飛行路線を開設し、そして国際線の参入に備える。
しかし、
当時は、GHQ統治下の日本。敗戦敵国ということがあり、 日本人パイロットが認められず、外資航空会社(当時のノースウェスト)に運行業務を委託するという形で、しばらく続く。
日本人には不利で、耐えるような状態が続くが、いろいろと制約が外され、 そして、国際線の運航を再開する。
今、こうして、海外に気軽に飛べるのも、 先人たちの、努力の奮闘のおかげだと感じる。
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