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百貨店の福袋・初売りの経済効果 | 2017-01-02 の日々雑感

百貨店の福袋・初売り。

百貨店の福袋・初売りの経済効果 | 2017-01-02 の日々雑感



「何が入っているのか、わからない」
「お得に買える」
「縁起物だから」
などといった、ワクワク感があるからだろうか。

例年同様、「買い物を楽しむ」という表現がピッタリなくらいの勢いで、皆さまお買い上げされている。

日本の内需が冷え込んでいるのは、 生活者が買わないのではなく、 楽しく買えないからだというのが、よくわかる。

個人経営のお店が消えて、大手お店ばかりになり、どこに行っても、同じような品揃え。 生活消耗品ならば、「より安く」買える、あるいは「ネットで注文して、宅配で送ってもらう」という流れになる。

それ以外の、たとえば、家電や生活必需品などは、たいていのものは、すでに持っている。 買い換えるにも、前の製品よりそれほど進化してなかったりするから、そういう需要も起きにくい。

「百貨店の福袋・初売り」というのは、そういうマンネリとした買い物を切り離してくれる。

「ショッピングを楽しむ」ということを、突き詰めれば、経済活性のヒントになるかも。

そうすると、アメリカ的な消費スタイルか?

とにかく、こういうお金の循環の創造は、タンス預金や銀行口座にお金を入れているよりも、経済にとって重要。


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