5年前のMacBook Pro (13-inch, Late 2011, MD313J/A)を使用中
今使っているMacは、2011年製のノート型の「MacBook Pro (13-inch, Late 2011, MD313J/A)」。
型番: | MD313J/A |
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機種: | MacBook Pro (13-inch, Late 2011) |
OS: | OS X El Capitan |
システム構成: | 液晶サイズ=13.3インチ CPU=Core i5/2.4GHz ストレージ容量=HDD500GB メモリ容量=4GB |
5年前の製品とは言え、能力的には、まだまだぜんぜん使えていて、大きな不満があるわけではない。
経年劣化の少ないMacBookPro
バッテリーも十分機能している。通常、バッテリーは使っていると、徐々にその能力が低減していく。同時期に使い始めた、WinPcのバッテリーは、5年ほど使って、つい最近バッテリーがダメになってしまったが。5年前のMacは、一度充電すると、数時間分は使えるぐらいはキープしている。
そういう意味で、Apple製品は、意外と丈夫で、経年劣化が少なく、長く使える製品だと思う。企業側からすれば、経年劣化が少ないというのは、買い替え需要が起きにくく、収益が伸びにくくなり、そういう品質を重視するということは少ないのだが。そういう点では、良心的なんだと思う。
ところが、
大きな不満はないが、小さな不満が出てきている。
たとえば、
- メモリ容量が4GB
ときどき動作が遅いときがある。 - 重さ2Kg / 厚い巨体
昔と比べれば、かなり軽く・薄い機種であった。が、時代の経過で、さらに改善され、「ごく薄・軽」の機種が出始めている。
特にメモリ容量は、AppleのノートMacの場合、あとで増設しようと思ってもできないのがツライ。これは、iPhoneやiPadなども同じだから、そういうものと思うしかないのだが。
Adobeの製品「イラストレーター」「フォトショップ」を並行で動かしていると、たまに処理中が続くことがある。いわゆる「レインボーカーソル」が現れる。しばらく待てば回復するが、積み重なると結構な待ち時間になっている。不要なアプリを終了させたり、メモリクリーニングのアプリを使いながら、だましだまし使っていた。
重さや厚さも、このMacを連れていろいろなところに行っていて、国内各所はじめ、NY、フィンランド、オーストラリア、香港、シンガポールなどなどに持っていっている。持ち歩くには、もう少し軽い方がいいかもと思い始める。
「新型MacBookPro」の噂
ふと気づくと「MacBook Pro」の新モデル発表の噂が、2016年の夏頃に出始める。
ここ数年、大きな変化がなかった「MacBook Pro」が、そろそろ、モデルチェンジで、変化するらしい。
もし、新しい「MacBook Pro」が発売されるならば、この際、買い替えてもいいかも、と思うようになる。
そして、2016年の秋になると、噂通りに、Appleより発表日等が公開され、 2016年10月27日(米国現地時間)に、Apple恒例の発表会が開かれる。
「新型MacBookPro」が発表される。しかし。。。
今回の「新型MacBookPro」の内容は、いろいろなITメディアで伝えられている。Appleのサイトでも商品開発紹介がされている。
既存製品と比べて、細かい変化はいくつかあるが、
大きな特徴としては、
- キーボード上部に「Touch Bar」を搭載:指認証のTouch IDなどが可能になる。
- インターフェイスと一新し、「USB Type-C(USB−C)」のみに。電源もそれを兼用する。
以前から、今回の「新型MacBookPro」に、何かを期待していたわけではないが、 発表内容を見て、この「新型MacBookPro」は、そんなにほしいとは思わなかった。
「新型MacBookPro」は劇的な進化ではなく、延長線上の進化
この「新型MacBookPro」は、CPUなどの基本性能は、今までと比べて、それほど変化していないし、形状も変化はない。
言うならば、劇的な進化ではなく、延長線上の進化。車のモデルチェンジのようなもの。
いい点
- 軽量化・薄くなる
厚さ:24.1mm → 14.9 mm
重さ:2.04kg → 1.37 kg
残念な点
- 接続端子が、「USB Type-C(USB−C)」のみ
USBや、CD/DVDの外付けドライブを使うには、アダプターを用意しないといけなくなる。 - 「Touch Bar」はいらいない
「Touch Bar」非搭載モデルもあるが、メインから外れる感。
これぐらいならば、買い替えする必要はないかもと思い、この「新型MacBookPro」は見送る。
ふと、今回の「新型MacBookPro」の登場で、旧モデルの値段が下がっているのではないかと思い、調べてみると、けっこう大きく値下げを始めていた。
一世代前の旧型のMac Book Proは、旧価格:208,800円 → 新価格:168,800円 となり、4万円値下げ。
「新型MacBookPro」ではなく、こういう旧モデルをオトクに買うのもアリかもしれない、と思い始めた。
表題の「MacBook Pro」(旧モデル)と「MacBook」の購入を迷う
この旧モデル・既存製品の値下げで、候補が2つに絞られる。
- 13.3インチMacBook Pro
Retinaディスプレイ, 2.9GHz Dual Core i5/13.3インチ/8GB/512GB, MF841J/A
- 12インチのMacBook
Retinaディスプレイ, 1.2GHz Dual Core Intel Core m3/12インチ/8GB/512GB, MMGM2J/A
ここで、本記事のタイトルにあるような迷いが始まる。
この2つの機種の違いは以下の通り。
MacBook Pro (MF841J/A) | MacBook (MMGM2J/A) | |
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大きさ | 13.3インチ 重さ1.58 kg 厚さ18.0 mm | 12インチ 重さ0.92 kg 厚さ3.5〜13.1 mm |
CPUなどの基本性能 | 両者とも、SSDの512GBで、メモリーは8GB。 CPUのスペック的にはProのほうが上のはず。しかし、動画編集やゲームなどといった、重たい作業をするわけではないので、ハイスペックである必要はない。 | |
接続端子 | 従来通りのUSB端子や、SDカードリーダー(SDXCカードスロット)が備わっている。CD/DVDドライブは付いていないので、外付けが必要。 | 「USB Type-C(USB−C)」が一つのみ。この「USB Type-C(USB−C)」が充電口も兼ねているので、充電している間は、他の機器との接続ができない。 |
値段 (2016年11月上旬) | 168,800円 | 158,800円 |
ポイントは「USB Type-C(USB−C)」。
- MacBookでは、「USB Type-C(USB−C)」が一つしかなく、充電している間は、他の機器との接続ができない。分配アダプターを購入すれば、充電しながら、他の機器と接続したり、複数の機器との同時接続も可能となる。
- iPhoneの接続にも、通常のUSBと「USB Type-C(USB−C)」のコネクターが必要。Appleの純正品が900円ぐらいで売っている。
- 一方のMacBook Pro(旧モデル)は、従来のUSB端子などが備わっている。おそらく、その形式の最後のモデルのはずだから、今回が買えるラストチャンス。しかし、それらの端子を常時使うかというと、月に1回ぐらいなもので、無駄になっている時間のほうが多い。また、「新型MacBookPro」でも、今までのUSB端子を廃し、「USB Type-C(USB−C)」に置き換わっているから、これが普及するとすれば、今のうちに変えてしまうというのも手。
などなど、いろいろと熟考する。
果たして、どちらにするべきか。
(続く)
11/14/2016
Tags :
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