(訪問日：2016年6月11日-6月15日)
フィンランドのガイドブックなどをみると、
フィンランドの人はソフトクリーム好き
という内容が書かれている。
ガイドブックというのは、「おすすめお土産」「Must Buy」とか、誇張した内容が多く、これも「本当にどうなのだろう？」と思っていたら、 この「フィンランドの人はソフトクリーム好き」は、本当だった。
いや、それ以上だった。食後のコーヒーのように、ソフトクリームを日常的に食している感じがした。
ソフトクリーム好きなフィンランド人
ヘルシンキ市内には、ソフトクリーム屋が、いろいろなところにある。
たとえば、エスプラネード公園に行くと、公園の四方の隅に、ソフトクリーム屋がある。 このお店は、KIOSKのように、飲み物やお菓子なども売っているが、メインは「ソフトクリーム」。
なお、公園はそれほど広くはないので、隣の店まで近い。 隣接したエリアに、こんなにもソフトクリーム屋があるのは、それだけ需要があるからだろう。
味もいろいろとあり、王道の「バニラ」はもちろんのこと、 フィランドの国民食の一つ「サルミアッキ」味もある。
公園内では、こういうお店で買ったソフトクリームを買って、歩いている人が、本当に多い。 食べながら歩いているので、ある意味、行儀が悪いのだが。 ここフィンランドでは、なぜか上品な感じがしてしまう。
ソフトクリーム好きな「カモメ」
エスプラネード公園で、印象深い光景を見てしまった。
ご夫婦がそろって、ソフトクリームを食べて、公園を歩いておられた。
すると、
突然、上から、カモメが、そのご夫婦に飛び込んできた。
ご婦人の手に持っていた、ソフトクリームが、ポロリと落ちる。
そして、
カモメが、落ちたソフトクリームを咥えて、空に飛び立った。
時間にして5秒ぐらいの一瞬の出来事。
ちょうど、自分に正面から向かってくる感じで、ご夫婦歩いていたので、 この一連の光景を、しっかりと、見てしまった。
カモメが多い、海の街「ヘルシンキ」
日本のフィンランドブームの火付け役にもなった映画「かもめ食堂」。
その題名にもあるように、フィンランド、とくにヘルシンキは海辺に近く、カモメが多い。 逆に、スズメやカラスは、ほとんど見なかった。
そして、このカモメが要注意で、人間の食べ物を食べる。しかも、襲ってくる。
いろいろな国で、カモメに出会ってきたが、 ここまで、人間の食べ物を狙ってしまうカモメは、珍しい。
さらに、「ソフトクリーム」も食べてしまうのも、 フィンランド人の国民性と似てしまったのかもしれない。
ソフトクリーム屋も、ソフトクリームを買った時に、「カモメに注意してね」と言っていた。
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9/13/2016
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