自走できるところまで押されると、トーイングカーが離れ、 飛行機のプッシュバックに同行していた地上スタッフが、一列になって、手を振ってくれる。
その直前に、赤い布を、飛行機側に向けて見せている、スタッフの人をみかける。
あれは、一体、何をしているのだろうか。
ちょっと調べてみた。
あの赤い布は、「Remove Before Flightフラッグ」というもの。
そのフラッグにはピンが付いていて、
プッシュバック中に、飛行機のステアリングに油圧がかからないように、レバー等を操作してそれが戻らないように、ピンを入れてあり、そのピンをステアリングロックアウトピンという。
プッシュバックが終わり、飛行機が自走する際に、そのピンを抜いて、ロックを解除する。
赤い布を降っていたのは、 そのピンを抜きましたよ、ということをコクピットに知らせていたのだ。
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