フィンランドは、マリメッコ・Marimekkoやイータラ・iittala など、デザインの優れた製品が多い。
専門店だけでなく、スーパーなどに行っても、これらの商品が置いてあり、生活の身近な存在にあるのだと思う。
改めて、デザインの力を実感する。
マリメッコ・Marimekkoは、同じパターンを、 ナプキンやファブリック、小物・マグカップなどに転用していく。パターンは定期的に入れ替わる。モノ自体は、基本的に同じもの。
マリメッコ・Marimekkoのパターンを見ていると、アンディ・ウォーホルのシルクスクリーン製法を思い出す。同じパターンを色や位置をずらすなどして、アート作品を量産する。
イータラ・iittalaも、 ガラス容器の基本的な形は同じで、 あとはカラーを変えて、種類を揃える。
さらに、価格は、それなりの値段。 だが、それを正当化させる力が、その製品のデザインにある。
優れたデザインで、量産性を高めて、利益率も確保する。
これからの日本のヒントが、ここにあると思う。
6/29/2016
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フィンランド-ヘルシンキ-Helsinki
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