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村上隆のスーパーフラット・コレクション ― 蕭白、魯山人からキーファーまで ― | 横浜美術館 | 2016-02 【鑑賞メモ】

収集家のムラカミ・ワールド。
(訪問日:2016-02-07)

この中は奈良美智ワールド


展覧会の招待券をいただき、見に行く。

森美術館では、村上隆の作品が展示され、この横浜美術館では、村上隆の作品ではなく収集作品が展示されている。つまり、アーティンストではなく、コレクターとしての村上隆の世界。

この展覧会名にもある「スーパーフラット」という言葉。
今まで、屋根裏のような「フラット」をイメージしていた。
最近、村上隆が唱える「スーパーフラット」の概念がわかり、勘違いをしていた。

wikipediaにも載っていて、
スーパーフラットとは?

平面的で二次元的な絵画空間を持ち、余白が多く、また、遠近法などの技法をあまり使わないことが挙げられる。これは日本の伝統的な絵画から現代の漫画・アニメにまで共通してみられる、画面の立体感のなさ、平面性、装飾性、遊戯性を示すものであり、日本における美術(ファインアート)と大衆芸術(ポップアート)の区別のなさ、また現代の日本社会の階層性のなさやフラットさをも示すもの


それを知ってから、村上隆の作品を見てみると、少し理解しやすくなる。

この横浜美術館に展示されている、村上隆の収集作品はジャンルが幅広い。
陶器もあれば、絵画もあり、彫刻もある。
そして、親交があるのか、奈良美智の作品が多い。

いろいろ見て行くと、村上隆の見方というか、好き好みみたいなものを感じる。
もちろん、そう簡単に、他人の見方や思考を、100%わかるものでもないんだけど。
垣間見たという感じか。








意外に陶器の作品が多い
北大路魯山人のモノとか



この真珠のビデオ作品がちょっと変わっている。


村上隆のスーパーフラット・コレクション ― 蕭白、魯山人からキーファーまで ― | 横浜美術館
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4ー1
(チケット)
大人:1500円

(会期)
2016年01月30日(土)-2016年04月30日(日)




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