最近、IKEAのCMや商品を見ていると、ニトリのように感じて、安っぽく感じてしまう。
ちょっと前は、日本にはないデザインや発想の家具・生活雑貨もあり、欲しいと思うものもあった。製造工程・流通工程を工夫して、リーズナブルな価格だったというのも大きい。今は、なんだか欲しいものがない。目新しさがなくなったということかもしれない。
もっとも、これは飽きたというのもあるだろうし、自分の嗜好性が変わったのもあるかもしれない。しかし、CONRAN SHOPなどのお店に行けば、「いいな」と思う商品はあるし、そういう商品は「欲しい」と感じることもある。IKEAで欲しい商品がないということかもしれない。
IKEAが、世界中に出店しすぎて、商品の製造量も増えて、商品全体の質(製造品質ではなく、顧客ニーズを製品化するという意味での質)が下がっているのかもしれない。
2016年の初売りの際、無印良品の有楽町店を見たら、家のリフォーム専用の相談カウンターがあった。無印良品の家具などで、コーディネートを揃える人も多いから、リフォームまで取り込もうという目論見。雑貨販売以外に、そういう需要を作り出す。
今の日本の生活者は、いろいろなブランドをつまみ食いする。ユニクロの服に、別ブランドのジャケットとか。
すべて一つのブランドで囲い込むというのは、どうなのだろう。
小売は、乱闘状態に突入か。
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1/05/2016
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