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東京防災が届く | 2015-09-01 | 日々雑感

9月1日のは防災の日。

郵便受けを見たら、黄色い、分厚い投函物が入っていた。
何だろうかとよく見ると、「東京防災」という防災ハンドブック。

中身を開けてみると
・防災マップ:住んでいるエリアの自分の場合は、文京区
・防災ブック
 -ランタンのつくり方
 -ハエ取り器のつくり方 など。
 アウトドアにも使えそうなHow Toものっている。
・防災シール
こういうふうに、まとまった形になっているのは、意外にいいかもしれない。

こういう類いの情報は、バラバラだったりする。「防災」というと、なんとなく、その場で手作り感のある、対応というイメージが強い。学校に通学しているときは、みんなで避難訓練をしたり、会社勤めのときは代表の人が消火訓練をしたりする。

災害といえば、
昔、幼少の頃、フィリピン・マニラに住んでいたとき、日本人らの多くは、安全のため、米軍の居住エリアに住んでいた。そのころのフィリピンは、断水・停電がよくあった。断水のとき、近くに住む米国人は、米軍から給水車がすぐに飛んできて、あまり不自由なく過ごしている。

一方の日本人らは、現地の人にまじって、地元の給水車を待つ。日本国は、関知せず。
この差は、大きい。「国は守ってくれないんだ」というような、疎外感すらある。

国が、自国民を守る。
全部が全部、国がやるということではなく、最低限「安全」は保障する。
いわゆる、ソーシャル・セキュリティというのは、こういうものなんだと思う。

だから、アメリカ人たちは、世界各地に進んでいける。映画の題材にもなったが、米国が、敵陣地に取り残された一人の兵士のために、救出に向かうという話。ああいうのにも、通じる。

日本でも、3.11などの災害の際には、自衛隊が出動したり、日本でも非常時の場合は、自国民を守る組織がある。しかし、国外となると、いろいろな問題があり、自衛隊はそう簡単には出て行けない。武力で守れない分、「外交交渉」という形になる。

などというようなことを、考えてしまった。






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