(鑑賞日:2015年08月22日)
ずいぶん前は、常設展は漫然とした感じに展示されていたように思うが、今回訪れて、区画毎にテーマを決めて、展示されている。けっこう面白い試み。
どうしても、「常設展は変化がない」というイメージが強すぎて、企画展ばかりに行ってしまうが、こういう風に変化をつけるのは、いいと思う。
今回印象深かったのは、栗田宏一 氏の「ソイル・ライブラリー JAPAN | Soil Library Japan」という日本各地の土を標本したもの。
美術館のフロア一面に並べられた、土の入ったサンプル瓶。各地に赴き、その地の土を こうしてみると、土の色というのは、微妙な変化があり、カラフルなんだと思う。アボリジニーや、チベット仏教の曼荼羅絵図を想起させる。恩師が常々言っていた、継続・ストックすることの大事さを思い出す。
料金
一人500円。
友の会会員だと入場無料。
なお、常設展以外では、
「きかんしゃトーマスとなかまたち」
「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
など、子どもも楽しめるような、夏休み向けの企画展が開催されている。
MOTコレクション 戦後美術クローズアップ | 東京都現代美術館
(展覧会内容)
会期:2015年7月18日(土) - 2015年10月12日(月)
詳細は 「東京都現代美術館」のサイト
8/23/2015
Tags :
Art-鑑賞メモ
,
日本-東京-Tokyo
No Comments