創業時、これから新しいビジネスを作るという場合、専門バカになるぐらいに没頭することが必要。24時間、週七日間。ひたすら、そのことだけを考える。そうすると、見えて来るものもあるし、専門に秀でてくれば、他との差別化が進んで行く。実際、その期間は苦しいものであるけれど、それが産みの苦しみであり、そういうのがないと何も始まらない。
大学教授等が、自分の専門の分野で起業することもあるが、たいていのベンチャーの場合、創業メンバーが持つ知識は、普通の人と変らないレベルである。
「これはいけるのでは」と思った事業・ビジネスアイデアの分野や業界というのは、中に入らないと分からないことばかりである。新聞・雑誌などのメディアなどで取り上げられるのは、いいことばかりのことが多い。いわば、上澄みだけのキレイな部分しか、外の人は見えていない。実際は、根深い問題がある。
そういう問題点の打破を、1日24時間ずっと、考え、動き、挑み続けると、見えてくるものがある。自分もそうだったが、教科書通りにモノごとが進まないことが多い。逆を言えば、動いた分、それが自分だけの経験値となる。それを「専門分野」といい、他にはない強みになる。
そういうことを通過しないベンチャーというのは、使い物にならない。ある種の「専門バカ」になることで、社会やお客さんから信頼され始める。そういう状態になって初めて、「仕事」をいただけるようになる。
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5/09/2015
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