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おでん 蛸長 | 祇園四条 | 京都 | 喰い歩き

寒い風が吹く、京都の冬の季節。
このお店で、ほっこりとおでんと日本酒といただくと幸せになれる。
(利用日:2014年12月14日 夜)




池波正太郎のエッセーで紹介されていて、訪れたのが約10年前。

今回、特に細かい予定を立てずに訪れた京都で、ふと再び行ってみることに。
17時30分の開店で、15分前に訪れるとすでに2組ほど待ちの客がいる。
待ち始めて、さらのその後に人が続き始める。
京都の寒い冬風が吹く中、ただ待つ。
10年前に初めて訪れた時も、オープン前に並んでいた。

17時30分になり、お店の灯りがつき、入店。
お店は改装したみたいだが、雰囲気はそのまま。

席はカウンターの15席のみ。ほんとうに小さいお店。
またメニューは「おでん」のみ。これ一筋。

しかし、どの具材もしっかり仕事がされている。
パクパクと食べるのではなく、しっかりと味わいたい。
お店の人とお客の真剣勝負的な感じ。

なので、他の人の迷惑になるから、写真をパシャパシャと撮るところではない。
こっそりと撮りたい。

そうして、2時間を過ごしてしまう。

意外だったのは、いろいろ食べて、呑んで、お値段が思ったよりも安かったこと。
普通と比べれば、高いのだが。その価格も、料理と雰囲気に浸ってしまえば、納得というか、おでんに込められた仕事に対してはリーズナブルと感じてしまう。

寒い風が吹く、京都の冬の季節。
このお店で、ほっこりとおでんと日本酒といただくと幸せになれる。


訪れたところ:おでん 蛸長(たこちょう)

開店時間17時30分にお店の明かりがつく

のれんの前で待つ

カウンターのみ

おでん鍋ただ一つ

店名にもある、名物の「たこ」のおでんは、
ぜひいただきたい一品

エビ芋や葉物のおでん



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