「時刻表2万キロ」
(宮脇 俊三、河出書房新社、1978)
読書時期:2014年11月
評価:○
評価:○
鉄道紀行文の原点に触れてみる
パラダイス山元さんの書籍「飛行機の乗り方」で、鉄道ファン・鉄道紀行文の原点という紹介があり、早速読んでみた1冊。残念ながら、今は鉄道の分野には興味が持てず、飛行機の方を好むが、それでも作者の行動には共感できることが多い。
国内に2万800キロある国鉄(現JR)の路線を全て制覇してしまおうという、作者:宮脇俊三。金曜日の仕事を終えて、夜行や飛行機で現地まで行き、目的の路線に乗るということをくり返す。その鉄道乗車記録には、今では姿を消しつつある寝台車や食堂車などが登場し、ゆったりとした時間が流れ、当時の様子を知ることができる、歴史的な手記。
11/18/2014
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